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アオリイカの生態

 アオリイカの生息域は、日本海では青森から南の水域、太平洋側では岩手から南の水域に生息している。。地球温暖化の影響により、現在は生息水域が北上傾向にある。

 一般的にはアオリイカの産卵時期は5月〜6月ごろになっている。黒潮の影響を受けて、比較的水温の高い地域では2月〜8月ごろとされている。寿命は約1年で、春の産卵時期に生まれます。

 その時に沿岸部に近づいてきて産卵の準備をするところを狙うのが春エギングです。また、生まれたアオリイカがそこそこ成長し、捕食活動をしているところを狙うのが秋のエギングです。

 アオリイカは臆病な生き物です。捕食者であるが、被捕食者でもあるからです。大型魚、マグロやマダイなどからいつも狙われています。しかし、自分ほどの大きさの青物ぐらいなら捕食するほど貪欲でもあります。

 大型の魚が近づいてくると臆病になり、速攻で岩礁の隙間や藻場に隠れてしまいます。寄ってくるものには警戒するが、逃げるものは追いかけます。

 アオリイカは好奇心旺盛な生き物です。新しいエギなどを見つけると必ずよって来ています。そして動きを観察してから捕食します。しかし、動かし方がおかしかったり、何度も同じエギを見ると警戒します。おかしいと思ったらエギから遠ざかってしまいます。

 春のアオリイカははゆったりとした動き、秋のアオリイカには激しくシャクル方が効果的とされています。

生息地

 基本的にアオリイカはどこにでもいると思われます。しかし時期や場所によって個体数に大きく差が出てきます。磯場や藻場などの身を守りやすいような場所、そしてエサが豊富にある場所が好まれるようです。

磯場

 岩礁帯にはアオリイカが多く生息しています。それは身を守りやすく、エサも豊富にあるからです。しかし岩礁帯全体にアオリイカがウロウロしている訳ではありません。単独の岩があれば、普通根の付近で、潮が強ければ潮裏側で待機している場合が多いです。

 沖に向かって溝が続いている場合、駆け上がりや段差に身を隠し、流されてくるベイトを待っています。磯場の場合ラインをこすってしまう可能性があるのでまめにチェックしましょう。

藻場


 藻場の場合はアオリイカは藻の中に潜んでベイトの回遊を待っているパターンが多いでしょう。藻の上部や、横にも隠れている可能性があるのである程度広い地域を調べてみましょう。エギをロストしやすいので気を付けましょう。

 藻はアオリイカをはじめ、色々な魚の産卵場所になっているので、秋の数釣りシーズンには多くのアオリイカが生息しています。

漁港


 漁港は自然の海岸線から沖に向かった出ているので潮通しがよいポイントになります。防波堤の基礎は岩を敷き詰めた上にケーソンを設置します。ケーソンの外向きにはテトラポットを沈めて消波させます。

 太平洋に面した港では大きな波が直接当たるので大きなテトラポットが設置されています。大阪湾や、東京湾など、直接大きな波が当たらない地域では小さめのテトラポットが設置されています。

 また、港の中に直接波が入ってこないように沖にケーソンを沈めて防波堤を設置している港もあります。テトラポットがあることにより、カキや貝類などの生き物が生息できます。そこにはそれらを餌にしている根魚も住処にしています。

 テトラポットに色々な生物が生息しているのでやはりアオリイカもそれらの生き物を餌にしているので付近で生息している場合が多いです。

漁港1

↑漁港のイメージです。基本的には船着き場を囲う様にケーソンが並べられています。その外側と防波堤周りに波の高さに応じてテトラポットが敷き詰められています。

 アオリイカは漁港付近の藻場に多く生息しています。また、航路筋には駆け上がりがあるので条件によってはアオリイカが待機している可能性もあります。

 秋の数釣りシーズンの時は港内にもアオリイカが居ますが、比較的小さなアオリイカばかり釣れます。外向きで釣るとサイズの大きいアオリイカが釣れます。

漁港2

 漁港の入り口に沖の一文字が設置されているところは比較的波が高い漁港になります。一文字がない場合と同様藻場にアオリイカが生息しているので重点的に探してみましょう。また、一文字に渡し船がある場合は一度行ってみましょう。

 多少お金がかかる分潮通しも良くなるし、陸より釣り人が少ないのでアオリイカがスレていない可能性が高いです。漁港の横が岩場になっている所も多々あるので足元に気を付けて一度狙ってみましょう。生息している可能性は十分にあります。

その他(ゴロタ浜)

 穴場なのがゴロタ浜です。一般的にあまり釣り場と認識されていないようです。ゴロタ浜で、沖合に駆け上がりが有れば結構な確率でアオリイカを釣ることができます。絶対数は少ないかもしれませんが、なにより人もあまり入ってきません。

 そのような場所が見つかったら同じ場所でシャクルのではなく、駆け上がりを数度狙って釣れなかったら、今度は10mぐらい横に移動してアオリイカを探してみましょう。効率よく駆け上がりを探ることができます。

 ただし、一度キャストしたら足元まで丁寧に泳がせましょう。駆け上がりのポイントでアオリイカがエギに興味を示しても、すぐに抱き着くとは限りません。陸から数メートルの所まで追いかけて(追いつめて?)エギに抱き着くことも良くあります。

 日中にそのような場所を見つけることができたら暗くなってからこっそり釣りをしてみましょう。絶好の穴場になる可能性があります。

食べ物

 アオリイカは貪欲なためほとんどの魚を食べるようです。また、魚だけでなく、エビ類も好んで捕食しているようです。動かないものにはあまり興味を示さないようで、死んでいる魚は捕食しないとされています。実際にはよくわかっていません。

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